カステラの紙は食べても大丈夫?世界一美味しいアノ紙の理由と食べて安心なものなのか紹介!

1月 6, 2020食べ物お菓子, カステラ, 便利な情報

しっとりフワフワでみんな大好きカステラ。

誰しも一度は食べたことがある人気洋菓子のひとつです。

さて、あなたは「カステラの紙」はそのまま食べてしまいますか?それとも外して食べていますか?

「世界一美味しい紙」といっても過言ではない「カステラの紙」。

あの紙が一番おいしいんだよ~

といって、食べてしまう人もいますが…

誤って食べてしまっても問題ないのでしょうか?

この記事では、「カステラの紙を食べてしまった場合どうなるのか?」「子供が食べても大丈夫なのか?」「紙の成分は?」を紹介していきます。

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カステラの紙の意味と成分

そもそもカステラについている「あの紙」は何なのか?というと…

美装板と呼ばれる。クッキングシートみたいなものです。
※素材は違います。

カステラの型離れをよくするための役割があり、製造過程で必須のものです。

紙の素材は?食べても大丈夫なの?

食べちゃダメだけど、神経質になるほどではありません。

気になる紙の素材は、お店により異なりますが「国更紙」「パラフィン紙」だと言われています。

「万が一、誤って食べてしまっても少量ならば排泄される」ため、そこまで心配しなくてもよいでしょう。

健康被害が発生した事例はないとされています。

しかし、子供やペットが食べてしまった場合は注意が必要です。

カステラの紙を子供やペットが食べてしまった場合

大人から見ると少量だとしても、子供やペットから見ると相対的にサイズは大きくなります。

誤ってカステラの紙を食べてしまうと「窒息」「腸閉塞」の可能性があります。

そのため、極力「カステラの紙は剥がす」ことを意識しておきましょう

紙を剥がしてから渡すように心がけておきましょう。

ペットの場合は、与えてはいけないので手の届かない場所においておきましょう。

ペットが万が一食べてしまった場合は、動物病院へ向かいましょう。

1歳未満の赤ちゃんにカステラは絶対ダメ!

甘いお菓子だから勘違いしている人が多いですが、「赤ちゃんにカステラを与えるのは絶対NG」です。

紙を誤飲する恐れがあるから…ではないです!!

カステラは、大量のハチミツが使われている製品が多く、ハチミツ入りカステラは、間違いなくボツリヌス菌が入っています。

この「ボツリヌス菌」は熱に強く、加熱処理しても死滅することはありません。

厚生労働省が注意喚起していますが、1歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べると「乳児ボツリヌス症」にかかる恐れがあります。

ボツリヌス菌って…大人は大丈夫なの?

大人の免疫力では問題ありませんが、免疫力が低い赤ちゃんだと最悪の場合「命を落とす危険性があります」

小さなお子さんがいるなら、成分表をよく読みハチミツが使われいるか確認してから与えましょう。

また、「どら焼きにもハチミツは使われています。」

甘いお菓子だから大丈夫だと思い込まないようにしましょう。

カステラの紙を綺麗に剥がす方法

無理に剥がそうとするとカステラのおいしい部分を持っていかれてしまう憎き紙…

それを綺麗に剥がせる方法をご存知ですか?

いくつかのパターンをご紹介します。どれもやり方は至って簡単です。

剥がし方その1、カステラを冷蔵庫で冷やす。

フワフワで柔らかいカステラを冷やして崩れにくくする方法です。
ほかの方法と違い、食べる直前まで冷蔵庫に入れておけば良いだけなのでお手軽です。

しかし、あくまで「崩れにくくする」なので剥がれにくい場合もあります。

剥がし方その2、紙を温めて剥がしやすくする方法

カステラと紙の間には、ザラメの層があります。そのザラメが溶け固まることで強固にくっついているわけです。

なので、紙を温めて砂糖の層を溶かしてあげると簡単に剥がすことが可能です。

温める方法は「お湯を塗る」「スプーンを温めてアイロンのように当てる」です。

少々手間がかかるのがネックですね。

まとめ

カステラの紙の存在理由、万が一食べてしまった場合について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

世界一美味しい紙ですが「あくまで紙です。食べ物ではありません。」

少量ならば問題ないとされていますが、極力食べないほうが賢明だと思います。

綺麗に剥がす方法を覚えて、おいしいカステラをいただきましょう!