エナジードリンクは危険?いいや、最も危険なのは依存する環境だ!

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エナジードリンクは危険?いいや、最も危険なのは依存する環境だ!

コーヒーやエナジードリンク(エナドリ)って美味しいですよね。

カフェインの「リラックス効果」「眠気覚まし」も付いてくる。

現代人に打ってつけの飲み物です。

 

でも、カフェインを摂取しすぎると死亡する場合があるってご存知ですか?

日本で死亡事故が起きてから、ニュースやネットで多く取り上げられ…

以降、「エナドリの飲み過ぎは危険!」と言われ続けています。

 

しかし…

カフェイン入りの飲み物を控えること。

 

それは本質的な解決になるでしょうか?

 

直接的な原因は「カフェイン」だとしても

根幹は「別の理由」なら、片方を注意しても意味がありません!

 

今回は「カフェイン中毒の危険性」「依存してしまう環境の危険性」について紹介します。

早速みていきましょう。

エナジードリンクのカフェイン含有量

「カフェインの効果」「一日の上限摂取量」「カフェイン含有量」を見ていきましょう。

分かりやすいように表と箇条書きでまとめてみました。

インターネットや国から注意喚起されているので知っている人も多いと思います。

さらっと復習程度にどうぞ。
※流し読みでOK

カフェインの効果と副作用

カフェインの効果

・覚醒興奮(眠気覚まし効果)
・血管拡張
・交感神経刺激(代謝促進効果)
・利尿作用

大量摂取時の副作用

・胃酸分泌促進(胃痛・おう吐など)
・情緒不安定化(興奮・焦り・うつ症状など)
・強心作用(動悸・不整脈・心臓回りの不具合)
・筋肉の痙攣(手足の震え・こわばり)

賢く使えば有益。しかし、取り扱いを間違えたら有害ですね。

また、カフェイン中毒(過剰摂取)は治療薬がありません。

病院に行っても、身体の自浄作用で体内のカフェイン濃度を低くするくらいですね。
※重度の場合、「胃洗浄」や「血液透析」を行う

つまり、治療法は「自然に治るまで死なないように生命維持させるだけ」ってことです。

長時間の苦痛と不快感は相当キツイので、摂取しすぎに注意しておきましょう。

カフェインの1日摂取上限

1日の上限摂取量1回の最大摂取量
成人(70kgの場合)400mg/日200mg/回
妊婦(授乳時を含む) 300mg/日
子供(10~12歳) 85mg/日
子供(7~9歳) 62.5mg/日
子供(4~6歳) 45mg/日

参考文献:食品安全委員会 カフェインのリスク評価に関する一般向けファクトシート

※子供や妊婦の場合、一回の摂取量は 約3.0mg/kgより少なめが理想です。

カフェインの摂取量は、下の数字を基準に計算しましょう。

・1日につき 約5.7mg/kg(70kgの人なら400mg程度)
・1回につき 約3.0mg/kg(70kgの人なら200mg程度)

国によって基準は違いますが、概ね似た数値です。

子供や妊婦は、カフェインに対して過敏なので摂取基準が厳しめですね。

各製品のカフェイン含有量

各製品のカフェイン含有量は次の通りです。

人気のある製品をメインに100mlあたりのカフェイン含有量でまとめました。

カフェイン含有量(100mlあたり)
コーヒー約60mg
緑茶(煎茶)約20mg
モンスターエナジー約40mg
レッドブル約30mg
ユンケル黄帝液約170mg
眠眠打破約240mg

※眠眠打破は1本50ml。ユンケルは1本30mlです。

結構多く含まれていますね。

眠気覚ましドリンクとエナジードリンクを数本飲んだら1日の摂取上限を超えてしまいます。

さて、それではテーマに戻ります。

カフェイン大量摂取が問題になる「本質的な部分」を見ていきましょう。

もっと危険な存在はエナドリに依存している環境

多くの情報源では「カフェイン入り飲料は飲み過ぎないように!」と注意喚起しています。

確かに、前述した通りカフェインの過剰摂取は有害です。

しかし…

それ以前に「エナドリに頼らざるを得ない環境にいたこと」が問題ではないでしょうか?

例えば
・徹夜で仕事
・受験勉強
・ゲーム等の娯楽に集中したいとき
・常飲による依存症

人によって「食事の代わりのカロリー摂取兼ブースト剤」として使っている人もいますね。

 

既に何が言いたいかわかると思いますが…

不健康な生活を続けていると身体を壊します!

弱った身体にカフェイン中毒の症状が出たら、と考えると命を落としてもおかしくありません。

 

心身ともに衰弱した身体 + 情緒不安定 + 手足の痙攣 + 止まらないおう吐

誰がどう見ても死にかけの人です!

そんな状態でまともに仕事や勉強が出来ると思いますか?

目的(仕事や勉強)のサポート手段(エナドリ等)なのに、本末転倒ですね。

 

なので!

 

まずは「自身の環境を変える」と考えること。

そして「エナジードリンクに頼らないこと」を意識しましょう。

 

環境を変える考え方の一例

・仕事が激務なら転職を考える
・効率よく勉強したいなら睡眠や休憩を適宜挟む
・ゲーム等を遊びたいなら体調を整えコンテンツに挑む

もし「○○出来ないから無理!」と言い訳するようなら危険信号です。

カフェイン依存症だけでなく、精神的に追い詰められている状態かもしれません。

「自分のいる環境がどんな状況なのか」「自分が今どんな状態なのか」に気づくことが大切です。

カフェインとメンタルヘルスの関係性は強いので、近くの心療内科や精神科に行くことをオススメします。

専門的なアドバイスや処方をしてくれるでしょう。

カフェインとメンタルヘルスの関係性まとめ

「カフェイン」と「環境の問題」を紹介しましたがいかがだったでしょうか?

多くの情報源で「カフェインは危険!」と見ますが…

何が何を伴って危険なのか?が分かりにくいのでこの記事を書きました。

カフェイン中毒で命に至る可能性は稀です。

ですが…

心肺停止などの物理的な死の危険。

うつ症状の悪化による自殺の危険。

どちらもあり得ると考えると怖いですね。

ちなみに、私もカフェイン中毒で倒れた過去があり…

心臓の痛み・痙攣・おう吐・目がチカチカして視えなくなる。

という症状が数時間続く地獄のような経験でした。

想像よりもキツイので本当に気を付けましょう。

参考文献
こころの病気(専門編) カフェイン中毒
DtoDコンシェルジュ エナジードリンク、飲み過ぎると危険なの!?
食品安全委員会 カフェインのリスク評価に関する一般向けファクトシート(pdf)
産経ニュース 国内初、カフェイン中毒死 エナジードリンク日常的に大量摂取か 
Medical Note カフェイン中毒