クリエイター必見!ネットプリントの印刷回数を確認してモチベアップ&活用方法

クリエイター、イラストレーターとして有名になりたい人は星の数ほど存在します。
特に芸術家(アーティスト)を目指す人はとびぬけて多く、競争相手も多いです。
さて、アナタは「自身の露出を増やす」ことをやっていますか?
TwitterなどのSNSで自分の作品をお披露目・拡散することはとても大切なことです。
もしもやっていないなら、今すぐ始めましょう。
そして、更に自身をプッシュするオススメツールが…
「ネットプリント」です!
自分の作品を配布して知名度を高める効果が期待できます。
なにより、自分の描いたイラストや作品を多くの人に手に取ってもらえるのは嬉しいですよね。
今回は「ネットプリントの利用法と活用法」を紹介します。
もちろん、デザイナーの方にもオススメですよ!
ネットプリントのサービスの違い
24時間いつでもどこでも誰にでも印刷が可能なネットプリントと言っても、厳密にはサービスが違います。
「ネットプリント」はセブンイレブン
「ネットワークプリント」は、ファミマ・ローソン・セイコーマート
大きな違いは、ネットプリントは「富士ゼロックス」。ネットワークプリントは「SHARP」が提供していることです。
それに伴い、「登録手順」と「印刷できるプリント種類」「印刷代」が変わります。
イラストの登録はどちらでも無料です。
どっちのサービスがオススメ?
好きなほうでいいよ
「登録の手順が楽」「最寄りが○○だから」と選んでもよいですし、多くの人に使ってもらえる可能性があるので、「店舗数が多いコンビニ」で選んでもよいでしょう。
私のオススメは、店舗数が多いセブンイレブンで使える「ネットプリント」です。
公式の使い方説明もわかりやすく、利用者も多いので問題の解決がしやすいです。
それでは、サービス別で登録手順をそれぞれ見ていきましょう。
注意点は後で解説します。
ネットプリント/ネップリの登録手順
STEP1,netprintのユーザー登録—
まずは、ユーザー登録をしましょう。登録は無料です。
会員登録しておくと印刷有効期限が7日間になります(登録無しだと1日だけ)
netprintページ(公式)から、無料会員登録を選びましょう。
「netprint」アプリ版がありますが、解像度の調整など考慮するとパソコンで調整から登録までやると楽です。
「netprint」に関しては、公式サイトの「利用方法」が丁寧でわかりやすいです。
この記事では、わかりにくいポイントを含めて解説します。
STEP2,作品ファイルのアップロード—
作品のサイズに合わせて対応する項目を選択後、ファイルをアップロード。
登録が完了すると「8桁のプリント予約番号」が発行されます。
忘れないようにメモしておきましょう。
後ほど詳しく説明しますが注意点として
用紙の周辺5mmほどの余白+プリンタの個体差による印刷されない領域があります。
印刷が切れてしまうと困る部位。特に「サインや作者名は余裕を持っておく」おくことをオススメします。
SNSで公開する場合
「詳細リンク」からアップロード済みファイルの詳細情報を確認できます。
「プリント予約番号」「印刷サイズ」「印刷代」「印刷期限」をチェックしておきましょう。
STEP3,SNSで公開&プリント方法—
SNSで「予約番号」「印刷サイズ」「料金」「印刷期限」を一言と共に公開しましょう。
簡単なプリント手順を添えておくと良いかもしれません。
セブンイレブンのマルチコピー機のメニューから
「プリント」→「ネットプリント」→「8桁の予約番号を入力」→「内容の確認」→「印刷」
ハガキは「備え付け」「持ち込み」を選択できます。
「備え付けハガキ」の料金はプリント代に含まれます。
「持ち込みハガキ」の料金は、印刷者の自己負担になります。
絵ハガキの作品の場合は、クレームや混乱を招かないよう注意を促しておくとよいでしょう。
ネットワークプリントの登録手順
STEP1,ネットワークプリントのユーザー登録—
ネットワークプリントの利用はアカウント登録が必須です。
登録は無料です。
「ネットワークプリント」の公式サイト
「ネットワークプリント」アプリ版がありますが、解像度の調整など考慮するとパソコンで調整から登録までやると楽です。
STEP2,作品ファイルのアップロード—
画像プリントの「ファイル登録画面」を開いて作品をアップロード。
作品のアップロードをした後で「登録名」と「用紙サイズ」を選択します。
登録が完了すると「登録完了メール」と共に「ユーザー番号」が送られてきます。
「ユーザー番号」は、印刷に必要な10桁の英数字です。
注意点として
「マルチコピー機でのログイン方法」の項目を「ユーザー番号のみ、またはログイン名とパスワードでログインする」にチェックをいれましょう。
他の人に印刷してもらうために必要な項目です。
STEP3,プリント方法—
簡単なプリント方法の説明と作品についての一言を添えて「ユーザー番号」と一緒にSNSで公開しましょう。
ファミマ・ローソンのマルチコピー機の操作パネルから
「プリントサービス」→「ネットワークプリント」→「ユーザー番号の入力」→「画像プリント」を選択
データの保存期間は登録日込みで8日間。1~30日間の間で調整可能です。
この点に関しては「ネットワークプリント」の利点の一つでしょう。
ネットプリントの活用法
勘違いしやすいことなので先に言っておきますが…
ネットプリントでお金を稼ぐことは不可能です!
ネットプリントは、自分の作品を多くの人に無料配布(印刷代は別)する手段の一つです。
お金が稼げないのにやる理由って?
露出を増やすための手段の一つだからです
「露出を増やす」を簡単に説明すると「有名になりたいならファンを作れ!」ということです。
「自己負担は作品制作のみ」なので、絵描きを初めとするアーティスト(芸術家)向けの活動です。
ここでは、単にイラストとして印刷するのではなく「アイテム・グッズとして活用する方法」や「意外な使い方」を紹介します。
紙媒体ならではの活用法もあるので創作活動の一環として楽しんでもよいでしょう。
ネットプリントの印刷された回数を確認
自分の作品がプリントアウトされたのかを確認することでモチベーションを向上させる。
または、フォロワーのうち「自分の作品に印刷代を払ってまで欲しいと思っている人がいるか」を確認することができます。
印刷回数が少なくダメージを受けるかもしれませんが、自分の実力を測るツールの一つとして活用する方法です。
1、webサイトからネットプリントにログイン
2、「アカウント設定」をクリック
3、「利用実績」をクリック
4、「利用期間」を設定して「検索する」をクリック
この操作で次の項目が確認可能になります。
・検索された件数
・期間中の利用金額の合計
・過去にプリントしたファイル一覧
主に「検索された件数」の確認がメインでしょう。
紙媒体を利用したペーパークラフト
紙媒体のイラストでもよいのですが、正直面白味は少ないです。
特にデジタルで描いたイラストは、コピー機の個体差による色味の変化があるので理想の発色になるか微妙なところです。
ならば、紙媒体の利点を取った「ペーパークラフト」を作ってみると面白くてオススメです。
作る手間・技術は必要ですが、創作技術の一つとして覚えてみても良いでしょう。
3Dモデルの制作技術があるなら、「ペパクラデザイナー4」などのツールを利用しても良いでしょう。
ネットプリントでポストカード・栞・ブックカバー作り
「ポストカード」「栞」「ブックカバー」など
実用的なアイテムを作ることで普段から使ってもらう、知ってもらうことが目的です。
クリスマスカードや年賀状など、季節に応じて公開してもよいですし
パターン制作の一環として、オシャレなブックカバーや栞に調整/編集して配布してもよいでしょう。
暇な時に作ったパターンを再利用できるのがポイントです。
ネットプリントで冊子やコピー本
少し手間がかかり利点も少な目ですが、冊子やコピー本を作ることも可能です。
強みとしては、配布する手間・印刷費が自分持ちで無い、でしょうか。
SNSで公開してもいいじゃん!と思い思われそうですが、紙として手に持ちたい人も存在します。
利点が少ないといったのは、手間と需要が釣り合ってないところですね。
ネットプリント・ネットワークプリントの注意点
アイデア次第で活用法はいくらでも考えられます。とても便利なツールです。
しかし、同時に注意点を知っておかないと痛い目に合うかもしれません。
それでは注意点を見ていきましょうか
1、著作権法に違反しないように!
「アニメのキャプチャ」や「漫画の切り取り」などをネットプリントに登録することはNGです。
原作があるものを不特定多数に配布するのは著作権法に違反します。
ネット上の写真を素材として使った場合も違反する可能性があるので注意が必要です。
イラストを描く人ならば一番気を付けているところだと思いますが、気を付けておきましょう。
2、余白を考えておく
ネットプリントは「上下左右に余白5mm」が必要です。
さらに印刷機の個体差により印刷されない部分が大きくなる可能性があります。
つまり「サインなどを端に書くと切れてしまう可能性がある」ということです。
解像度やサイズはしっかり確認しておきましょう。
3、理想の発色にならない可能性がある
コピー機の個体差、カラー設定によりデジタル環境で見る色と変わってくる可能性があります。
これに関しては、ネットプリントの注意点というより印刷物としての注意点ですね。
・モニターの環境を調整する
・使用ツール内でカラー設定(RGBをCMYKに変える)
・レベル補正をかけておく
フォト用紙の場合は、RGBカラーのほうが綺麗な発色になる場合もあります。
イラストを登録する前に、一度自分自身で印刷を試しておくとよいでしょう。
同様に、解像度の調整もしておきましょう。折角のイラストがボケて使い物にならないことを未然に防ぐためです。
こちら「 ネットプリントL版(画像解像度やサイズ)※不定期更新 」の解説がわかりやすくオススメです。
まとめ
どの注意点も人それぞれの環境・イラストにより異なります。
一番良いのは、「イラストを登録する前に試しに印刷してみること」です。
調整が一番面倒ですが、一度知ってしまえばなんてことはありません。
ぜひネットプリントを活用してクリエイター活動を充実させましょう!
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