SNSで悩むクリエイター必見!間違ったTwitterの使い方をしない為の6つのこと

1月 23, 2020LifehackTwitter, クリエイター向け, マインド, メディア

SNSで悩むクリエイター必見!間違ったTwitterの使い方をしない為の6つのこと

「Twitter」を初めとした「Facebook」「Tumblr」「YouTube」

次々と革新的サービスが展開されています。

自分の作品を数クリックで全世界に公開できる時代です。

新サービスが生まれる度、新たな働き方やアプローチが増えるといって過言ではないでしょう。

便利な時代になりましたね。

 

では、これはクリエイターにとって諸手を挙げて大喜びできることでしょうか?

 

答えは「NO」です。

 

確かに「情報発信だけなら」とても便利です。

しかし…

1つのミスで簡単にネガティブな印象を持たれる可能性。

敷居が低くなったことによる「有象無象のクリエイター」に埋もれる可能性。

消費者側からのダイレクトな意見で傷つく可能性。

などなど…

多くの「悪いこと」も同時についてきます。
※意見で傷つくのは別の問題ですが

さて、アナタは上手にSNSを利用できていますか?

今回のテーマは「SNSを上手に使う方法と間違った使い方をしない為に出来ること」です

クリエイター…といっても、主に商業クリエイターやアーティスト希望の方。

特に絵や作品をTwitterにアップしている人向けです。

有象無象に呑まれて目的を見失わない

まず、アナタは何のためにSNSを利用していますか?

目的が無ければ使う意味も分からなくなってしまいます。

次の中から自分に近いものを選んでみましょう。

1,自分の作品を公開し、自分自身の露出を高めるため
2,自分の近状を投稿するため。または趣味。
3,承認欲求を満たすため

複数選んでも良いです。

 

1を選んだ方

文句なしの優等生な選択です。言うことはありません!

その目的のためにSNSという手段(ツール)を最大限に利用してください。

間違っても膨れた自己承認と他者承認に飲み込まれて「目的」を忘れないようにしましょう。

 

2を選んだ方

悪くはありませんが「普通のSNSの使い方」ですね。

有名になりたい人の使い方というより「情報を集める手段」として利用する賢い使い方ですね。

例えば、会社でデザイナー業をしているけどネットでも情報を共有したい等

「仲の良い人のグループでワイワイしたい人」です。

3を選んだ方

素晴らしい!

ですが、目的が弱く、SNSの魔力(ダークサイド)に飲み込まれやすいです。

誰でも他者から認められたい欲求はあります。そして、承認欲求は何かを始める上で欠かせない原動力の一つです。

ですが、SNSとの相性は良いと言えません。

フォロワーが増えれば他者承認も増えます。

「それが大人数だろうが少人数だろうが」誰かから認められることは気持ちが良いです。

言ってしまえば、ある程度で満足して終わってしまう可能性が高いってことです。

どれを選んでも自分が何の目的でSNSを利用しているか忘れないことが大切です。

では、SNSでのNG行為を見ていきましょうか。

SNSで愚痴やネガティブ発言はNG

愚痴・誰かを否定する・差別的・ネガティブな発言は絶対NGです!

オススメしないじゃなく、絶対にやめましょう!

例えば
・「仕事ツライー」「〆切がー」等、仕事に関係する投稿
・「また風邪ひいた」「何日間寝てない」等、身体が弱いアピール
・「○○政治が悪い!」「ニュースで○○を見たけど××はダメだな!」等、批判発言

 

フォロワーから見れば「自分語りが多いネガティブ野郎」と思われます。

折角の自分をアピールするアカウントで発言する必要ありませんよね?

自ら印象を悪くするなんてナンセンスです。

 

有名だろうが無名だろうがTwitterから仕事が来ることは珍しくないです。

アナタが依頼をする立場になったとき、ネガティブな発言ばかりする人に仕事を頼みたいと思えますか?

「ネガティブ発言ばかりで納期ギリギリまで出来ない人」なんて、要らないですよね(笑

 

フォロワーも「アナタの作品が見たいだけでネガティブ投稿なんて興味ありません」

 

更に言うと「クリエイター同士の相互フォロー(フォローバック)でも眼中に入らない」でしょう。

 

作品やHow To系情報より、ネガティブ発言は目立ちます。

ネガティブな「ノイズ」をTLに表示したい人はいません。

「この人をフォローするorしない」の土俵にすら上がれていないのです。

つまり

ネガティブな発言は無駄であり、自分の首を絞める行為である。

誰かの「慰め」「同情」なんて甘い蜜に惑わされないようにしましょう。

相互RTはほどほどに

クリエイター同士がリツイートやお互いを宣伝するのはメリットが多いです。

自分の作品を見てくれる人が増えますからね。

他クリエイターとの交流にも欠かせないです。

ただし「自分の作品(発言)が埋もれるほどのRTは控えましょう」

「この作者気になるな~」

「プロフィールページ見てみよう」

「RTばかりで作品が見つからない」

「TLが鬱陶しいからフォロー辞めよう」
「この作者のことが全く分からないからフォロー辞めよう」

と、この様に良いことばかりではありません。

冒頭で書いた「有象無象のクリエイターに埋もれる」の一例ですね。

 

でも、他クリエイターとの交流に欠かせない行為です。

 

どうやって両立するの?

RTと自身の作品の比率を意識しましょう

 

――解決法一つ目、タイムラインで一定期間たったらRTを取り消すこと!――

「自分の作品が埋もれず、かつ他者を宣伝できる」が両立できます。

一定期間は自身で決めてください。24時間でも良いですし、1週間でも構いません。

 

――もう一つは、自身の作品を多く投稿すること!――

「RT程度で私の作品たちは埋もれないぞ!」という気持ちでドンドン作って公開していけば

少なくとも「プロフィール画面では自分の作品の比率が多くなる」ということです。

どちらでもよいですが、創作に使える時間は限られているので前者が現実的でしょう。

覚えたいポイント

・自分が埋もれないように気を付ける
・RTと自分のツイートの比率を意識する

他者への嫉妬はNG。でも無理という人へ

人というのは、他人を羨み嫉妬する存在です。

特に絶対的な存在より自分に近い相対的な存在と比べてしまうものです。

わかりやすく例をあげるなら

ビルゲイツの年収と自分の年収を比べようとは思えない。
でも
似た職種/年齢の他人の年収と自分をどうしても比べてしまう。

しっくりきましたか?

身に覚えはありませんか?

身近に置き換えると、次の悩みと似ていませんか?

ポッと出のヤツが憧れの人に馴れ馴れしくてムカツク!

自分より年齢が下なのに上手くて気に入らない!

他人の作品と比べてしまって落ち込んでしまう…

思い浮かんだ人と経験がある人は要注意!

 

この様に、他者に嫉妬してしまうのはNGです。

更に「Twitterでその本音を書いてしまう」なんてもってのほか!

なぜか?は、嫉妬する本人が一番知っているでしょう。

苦痛であり、信用を失う行為であり、モチベーションが下がる原因だからです。

 

「嫉妬をやめよう」って言っても無理!

それなら考え方を変えてみましょう

考え方や行動を変えると良い影響へ変えられる可能性があります。

・「素直に相手を褒める」
・「自分には無いものを相手から探してみる」
・「自分自身のことを考え直してみる」

などなど

どれも一例ですが、試して損はないと思います。

どうすればいいか分からない人のために、ステップ込みの例を挙げてみます。

若くて技術力がある人に嫉妬した場合

1、相手の関心を惹く(手段を選ばず自分に価値があると思わせる
2、仲良くなる(表面上でOK
3、知識や技術を絞れるだけ絞る
4、嘘をついてでも高い信用を得る
5、いざと言うとき利用できる存在にする

大袈裟に書きましたが、一言でいうと「技術を盗んでかつ味方につける」です。

若干サイコパスっぽいですが、自分の利益の為なら問題ないでしょう。

前述しましたが、嫉妬する相手は自分に似た近い存在です。

取り入ることは不可能ではないでしょう。

 

考え方を変えても嫉妬がやめられない!!

じゃあTwitterをやめましょう

いわゆる、SNS疲れですね。

何をしても解決できないならば、SNSは自分に悪影響を与えるだけの存在です。

見たくない情報なら見なければ良いだけです。

「自分にTwitterは合わなかった」と割り切って辞めましょう。

もし「自分の居場所はSNSだけ」とか「他の人は成功しているから」とか考えているなら、アナタの視野は狭すぎます。

Twitterなんてツールの1つです。

自分に合わない道具を使って怪我をしてしまったら元も子もないです。

自分に合った他ツールを探しましょう。

探す方法もサービスも溢れています。

他者承認に惑わされない

作品やツイートにイイネやRTをされると嬉しいですよね。

多ければ多いほど嬉しく、幸せに感じる。承認欲求が満たされるのは気持ちがいいです。

モチベーション向上や行動の原動力になるので良いことです。

 

しかし!

 

劣等感が強い人・自己肯定感が低い人・過大な自己評価をする人は要注意です!

他人に認められる機会に慣れていないと暴走する可能性があります。

承認欲求が暴走した場合

・炎上必至の過激なツイートや作品が多くなる
・他人、ひいては世界に認められたように感じる多幸感
・自己中心的/高慢さが目立つ
・視野が狭くなり自身の世界観に影響を与える
・目的を失う
・行動理由が自分の為ではなく、他者の為になる

一言で「自分自身を失う」といったところでしょうか。

有名人や話題になった人で見たことはありませんか?

・過激な動画投稿をして「みんなに喜んでもらおうとした」と逮捕された人。
・作品内で「作者の意見は常に正しい」と表現している人。
・自分の発言は世界に認められていると思い込んで炎上している人。

固定ファンの数…いわゆる「信者」が多いほど暴走する可能性は高いです。

 

じゃあフォロワーが少ないなら問題ないでしょ?

話を戻して、他者から認められる機会に慣れていないと人数は関係無いです。

小さなグループ内で高慢になっている人。思い浮かびませんか?

万人だろうが、数人だろうが、増長する人は存在します。

 

なにが言いたいかハッキリ書くと…

他者の評価はあまり気にせず自分の目標を忘れないようにしよう!ってことです。

もっと気になる人は「アドラー心理学 課題の分離」あたりで調べましょう。

現代では、なぜかアドラー心理学が人気なので簡単に見つかります。

日常ツイートは賛否両論

ネガティブな発言と同様に「日常ツイート」も注意が必要かもしれません。

・作品と関係ない発言がバズる
・自分のことを知ってもらうため
・どうでもいい日常の報告

などなど、考えがあって行っているかもしれませんが…

正直言って、有名でない限り「誰も中の人へ興味はありません」

どうでもいいツイートをするなら別アカウントを作るか、手を動かして作品を増やしたほうがいいです。

フォロワーが少ないうちは「日常ツイートは必要ない」です。

※バズって有名になっても中身が無ければ意味がないです。

 

では、フォロワーが増えてきたら必要?or不必要?

この問題は難しく正解がありません。

自分のスタイルに合わせて決めていくしかありません。

なぜなら、作者のことを「知りたい派」と「知りたくない派」が一定層いるからです。

万人に受けるのはとても難しく、この世には理解しがたい人は数多く存在します。

全員に合わせるのは不可能です。

悩むアナタへ、今回は3つの解決法を紹介します。

 

一つは「自分のフォロワーの傾向を調べる」

自分をフォローしている人がどのタイプを望んでいる人が多いのか調べてフォロワーに合わせる方法です。

全員に合わせるのが不可能なら、過半数に合わせてしまえ!ってことです。

Twitterのツールを利用すれば、難しくはないと思います。手間はかかりますが

 

もう一つは「日常に見せかけたツイート」

どういうこと?と言われそうですが、そのままの意味です。

例えば「ラーメン食べたいな~」を「ラーメンが食べたい気持ちを表現すると私の場合○○と表現できる」みたいな感じですね。

日常ツイートをせずに「○○の表現って××でもいけそうだな~」と技術に関した内容でも良いでしょう。

作品っぽくする。または、常に技術向上を意識しています。というアピールです。

大袈裟な実例を挙げるなら、平沢進のTwitterですね。

ワードサラダを思わせる独特の言い回しで日常ツイートとは思えません。

ちなみに真似はオススメしません。

有名かつ自分のスタイルを貫いているから成立している珍しい例です。

 

最後に「他人を気にしない」

最終手段であり、一番正解に近いかもしれません。

「他人に何を言われようと自分のスタイルを貫き通す」相応の意思と自己肯定が必要です。

私は日常もツイートしたいんだ!日常も私の世界観の一部だ!と言って文句は許さないスタイルです。

一番芸術家っぽいですね(笑

細かいことで悩む必要がなくなると考えれば合理的でもあります。

番外:秘密保持契約(NDA)違反と自己正当化発言

NDA違反は論外です!

が…稀にいるので…書いておきます。

秘密保持契約(NDA)。いわゆる「守秘義務」ってやつです。

Twitterに限らず、仕事を受ける上で結ぶ契約の一つです。

「○○ゲーの新キャラ作り終わった~。次のキャラはこんな感じだよ!」

と許可を取らず公開したら炎上間違いなしですよね?

内密の情報を一般に公開すると売り出す商品に悪印象を持たれる。または別会社に有利な情報がわたってしまうことを避けるための契約です。

「情報漏洩対策の契約」と言えばどれだけ重要かわかりますね。

 

駆け出しの人がやってしまうミスですが、一発で信用を失うので守秘義務違反は絶対ダメ!!

というか、Twitterに限らずSkypeや気の知れた友達内でもダメです!
※誰とは言いませんが存在したので

 

また、仕事のやり取りを許可も取らず晒す行為はオススメしません。

法律に違反しているなら、別ですが…

相手側のミスへの不満や自分のミスを正当化するために晒すのはNGです。

「ネガティブな発言はNG」と同様に…

「クレーマー気質な人を雇いたいか?」と聞いたら「いいえ」でしょう。

まとめ

Twitterの普及により、情報発信はとても簡単になりました。

一見、便利で有益だと思えますが…

誰が見ているかわからない不特定多数へ向けた発信は、一つのミスが倍以上になって帰ってくる危険性があります。

バイト先でやった行為が炎上するのと、クリエイター活動で炎上ではダメージが違いますからね。

改めて、SNSの使い方とリテラシーの再確認をしておくべきです。

この記事は、そのお手伝いが出来ればと思い書きました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。