普段食べているタコが毒を持っている衝撃事実!意外と知らない有毒生物

日本では、日常的に食べられているタコ。
タコ焼き カルパッチョ から揚げ 何でもおいしく料理が出来ちゃうタコ。
そんなタコの○○に毒があるって知っていましたか?
話題のヒョウモンダコのこと?
ヒョウモンダコはとても危険だけど、実は身近なタコも…
夏、磯遊びするシーズンにたまに遭遇する「ヒョウモンダコ」
磯の危険生物として度々取り上げられるタコの1種ですが…
なんと、普段食べている「マダコ」にも毒があるんですよ!
マダコの唾液には毒がある
意外と知られていませんが…
マダコの唾液には「チラミン」「セファロトキシン」という毒が含まれています。
人間が噛まれると唾液が体内に入り「痛み」「腫れ」「麻痺」などの症状を引き起こします。
なぜ、タコが毒を持っているの?
タコが餌を捕まえるのに必要だからだよ!
餌となるのは、エビやカニなどの甲殻類と貝類。
8本の触手で餌を捕まえ、鋭いクチバシで餌に食らいつき、毒入りの唾液を注入して餌を麻痺させて捕食します。
強固に閉じた二枚貝も麻痺させて食べてしまう。
タコのチカラと麻痺毒…怖いですね。
しかし、マダコの毒は人間に対して、致死性の毒ではありません。
しかし!
触手に捕まれば吸盤の跡が残る可能性が!
鋭いクチバシで噛まれれば傷跡が残る可能性が!
唾液毒で痛みが長期的に続く可能性が!
マダコに噛まれてしまった場合、病院等で適切な治療をしてもらいましょう。
夏は、磯で遊ぶシーズン、生きたタコがいることは珍しいことではありません。
珍しいからと捕まえる前に、注意しておくべき生き物ということを覚えておきましょう。
タコの足先に毒があるって本当?
一部の釣り系Youtuber、料理人、魚屋さんで語られる都市伝説です。
タコの足先に、毒は含まれていません。
なぜ、そんな都市伝説があるの?
タコの足先を切り落とした方が都合が良いから
「タコの足先の細かい吸盤は、汚れや雑菌がたまりやすく洗いにくいから」
「料理をするとき、タコの足先は見栄えが悪くなるのを防ぐため」
「食べた時の食感が悪いから」
以上が、主な理由です。
「よく洗っていないタコを食べたら食あたりを起こした」が都市伝説の元だと思います。
ボイルしたタコなら問題ありません。
食感や見栄えを気にしないなら、食べてしまっても大丈夫です。
ちなみに、鮮度が悪いタコは生で食べるのはやめましょう!
死んだ生タコは、雑菌の繁殖がとても速いです。
雑菌まみれのタコを食べると、食中毒になる可能性があります。
生のタコを食べる場合は、塩揉みや流水で丁寧に洗ってから食べましょう。
まとめ
普段、食べているタコにも意外な危険性があることがわかったでしょうか?
最後に重要なことをまとめて終わりたいと思います。
1、生きたタコを不用意に捕まえない触らない。
2、唾液の毒だけでなく、咬まれるだけで怪我する場合がある
3、生タコを調理する時は、良く洗ってから料理する。
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