今更聞けない手錠にモザイクがかかる理由!見せて子供に影響がないか心配な人向け

8月 19, 2019日常の疑問メディア, 豆知識, 雑学・教養

テレビやネットのニュースを見ていると、逮捕されて手錠をかけられた人が映るときがあります。

しかし、肝心の手元の部分にモザイクで隠されている事がほとんどです。

見ちゃいけないものなの?

隠す必要性ってあるの?

疑問や不安が出てくると思います。

そこで今回は、手錠にモザイクがかけられる理由をご解説します!

手錠にモザイクがかけられる理由

手錠にモザイクがかけられる理由は至ってシンプル!

 

ズバリ!「容疑者の人権を保護するため」

 

捕まった時点では、「被疑者(容疑者)」であり、犯罪者と決まったわけではありません。

「冤罪」や「誤認逮捕」だとしても、手錠姿は悪いイメージが強いです。

世間に悪いイメージを残さない為の手段が、モザイクで隠すわけです。

見てはいけないものってわけではないんですね。

 

それなら、映さなければいいのに…

メディアでは、視聴者の知りたいという要求に対して、容疑者を映す必要があります。

しかし、容疑がかかっている人の人権も保護する必要がある為、モザイクがかかっています。

平たく言うと、メディア側の自主規制というわけです。

顔にモザイクがかからない理由

人権保護なら、顔にモザイクかければいいのに

先ほども解説しましたが

顔にモザイクがかからない理由は、

メディアが視聴者の知りたい欲求に対して、モザイクで隠していないだけです。

警察において、頭から布や衣服なので、出来る限り、顔や手錠を隠しています。

容疑者の人権を保護する : 知りたい情報を伝えるため

「どちらを重要視するか」の真ん中が「手錠をモザイクで隠す」に落ち着いている状態です。

手錠=モザイクは見ちゃいけないの?

モザイクで隠されているモノは、見ちゃいけないモノ

そんなイメージはありませんか?

 

「犯罪者の姿を見るのは子供に悪影響があるかも…」と考える人もいると思います。

 

お子さんがいる家庭では難しい問題ですね。

結論を言うと

見てはいけないモノではありません。が、家庭ごとの教育方針で決めてください。

 

「暗いニュース」で、世間に暗いイメージを持たせたくないなら、見せない方針でもよいでしょう。

しかし、「自治問題がわかるニュース」という社会問題に興味を持たせたいなら見せても良いでしょう。

メリットもデメリットもあります。

つまり、家庭ごとの教育方針の問題です。

手錠にモザイクは日本だけ?

手錠をモザイクで隠さない国もあります。

しかし、フランスやイタリアなど、いくつかの国では手錠にモザイクがかかるようです。

年々、容疑者の人権保護を重要視する国は増えているようです。

世界的に、「容疑者の人権保護」は認められ、必要なことなのでしょう。

まとめ

・手錠をモザイクで隠すのは、人権保護のため
・捕まった時点では、容疑者であり、罪が確定したわけではない

以上が、手錠をモザイクで隠す理由です。

日本の有罪確定率は99%近いです。
しかし、1%でも「無罪」「冤罪」の方は存在します。

手錠=犯人と決め付けるイメージのせいで、モザイクが隠されるようになった。

こんなところでしょうか。

メディアを見るときは、広い視野をもって「犯罪者と決め付けない」ようにしましょう。