「このアカウントは一時的に制限されています」の原因と解除方法と気になる疑問まとめ

5月 15, 2020LifehackTwitter, 便利な情報

Twitterを眺めていると「注意:このアカウントは一時的に制限されています」と表示されていて焦った経験はありませんか?

アカウントが凍結されてしまったのか、自分のアカウントに問題が発生しているのか不安に思う方もいるはずです。

今回は「このメッセージは一体何なのか?」「表示された場合の対応」「アカウント制限の解除法」をまとめて解説します。

「このアカウントは一時的に制限されています」が表示された時の対応

「このアカウントは一時的に制限されています」

このメッセージが表示されると、アカウントの一部の機能(ツイート・いいね・RT)の閲覧がフォロワーのみに制限されます。

フォロワー外の人が閲覧しようとすると「注意:このアカウントは一時的に制限されています。表示してもよろしいですか?」と確認メッセージが表示されるようになります。

 

よく勘違いされるケースとして「変なメッセージが表示されたから自分のアカウントに問題があるのか?」があります。

「表示してもよろしいですか?」と確認されるならば、表示しようとした相手のアカウントに問題が発生している状態です。

自身のアカウントで一時的な制限が発生した場合は「ご利用のアカウントは一時的に機能が制限されています」と表示されます。

 

なぜ相手に問題があってもメッセージが表示されるの?

Twitter内に不健全な投稿が表示される恐れがあるからです

一時的な制限をされているアカウントは、Twitterのルールに反する攻撃的なツイートや不審な操作が行われたことが主な原因です。

例えば、怪しげなサイトに誘導するような投稿やフォローを続けるアカウントを間違えて表示してしまったり、怪しげなURLをクリックしてしまったりしたら怖いですよね?

不適切なアカウントだと知らずに開くことを未然に防ぐために確認のメッセージとして表示されるのです。

 

また「このアカウントは一時的に制限されています」と表示されたからと言って

そのTwitterアカウントが凍結されたわけでは無いので安心してください。

「アカウント凍結」の場合、「このアカウントは凍結されています」と表示されて投稿やプロフィールを見ることは出来ません。

『アカウントロック』と『アカウント凍結』の違い

アカウントロックは、セキュリティ上の理由・ルール違反・不審な操作による「一時的な制限」です。

アカウント凍結は、セキュリティ上の理由・攻撃的なツイート・スパム行為による「ほぼ恒久的なアクセス規制※」です。
※ハッキングや乗っ取り被害に遭った場合は、セキュリティの確保と所有者本人と確認出来れば凍結解除できます。

Twitterでは、よほど悪質でない限りすぐに凍結されるということは殆どありません。
警告としてのアカウントロックから始まり、改善されない場合に凍結されるという流れが多いです。

・アカウントロック=一時的な制限
・アカウント凍結=永続的なアクセス制限

このように覚えておけば十分でしょう。

アカウントが一時的に制限される原因

アカウントロックされる原因は大きく分けて3つあります。

それぞれ見ていきましょう。

セキュリティに問題があると判断されたアカウント

乗っ取りやなりすましされていると判断されたアカウントは、Twitter機能が制限されることがあります。

セキュリティに問題がある場合、パスワードの変更・ショートメールによる所有者本人の確認を行えば制限が解除されます。

詳しくは後程解説する『一時的に制限されています』を解除する方法をご参考ください。

不審な操作による制限

不審な操作は、過剰な「ツイート」「フォロー」「いいね」「リツイート(引用リツイート)」「ブロック」のことです。

アカウントの相互フォロワー数を多くしようと短時間にフォローを繰り返したり、タイムラインに流れてくるツイートを片っ端から「いいね」をしたりするとBOTでの操作を疑われて、Twitterのセキュリティによって自動的に制限をかけられてしまいます。

例えば、有名人がTwitterを始めたら次々フォロー来る。それぞれをフォロー返していたら制限されてしまった。というのはよくあるケースですね。

しかし、短時間の間に「いいね」を大量にするだけでも制限される可能性があるのは意外ですね。

Twitterの規約違反による制限

・ツイート内容の表現に問題がある
・投稿の内容に誹謗中傷や暴力表現が含まれている
・宗教・政治関連も対象になる可能性がある
・自殺や自傷行為を推奨する内容
・他人を人間以下に扱う言葉

などなど、いわゆる「反社会的」と思わせる内容がNGというわけです。

少し大袈裟な例として、天空の城ラピュタのムスカ大佐のセリフである「見ろ!人がゴミのようだ」をそのまま投稿すると、他人への暴言と判断されてTwitterの機能が制限されるというわけです。

この状態になると警告メッセージが表示されて他人のツイートにいいねやリツイートをすることが出来なくなります。

また、この状態では、自分自身と自分をフォローしていた人以外からアカウントページは表示されません

Twitterの規約は、こちらの『ルールとポリシー』から確認しておきましょう。

『一時的に制限されています』を解除する方法

Twitterアカウントの『凍結』や『一時的な制限』を解除するには、大きく分けて『自分で解除できる簡単な手続き』と『Twitter社へ異議申し立てする』の2パターン存在します。

最近では、次のようなメッセージで機能が制限された理由を具体的に教えてもらえます。

殆どの場合、問題になっている部分(ツイートやプロフィール)を変更してサポートから連絡すれば制限解除してもらえるはずです。

ここでは、自分で凍結を解除できる場合のやり方をまとめてみました。

自分で解除できるケース

乗っ取りやハッキングなどセキュリティ上の問題でロックされた場合は、自身の手続きで解除が可能です。

まずは『パスワードの変更』と『ショートメールで本人確認』を行いましょう。

・パスワードの変更

パスワードリセットページから、登録済メールアドレスを入力しましょう。

対応方法が書かれたメールが届くはずです。

もしもメールが届かない、見つからない場合は「迷惑メールフォルダに入っていないか確認」または「時間をおいてやり直してみましょう」

Twitter公式 パスワードリセット

 

・アカウントの所有者であることの確認が必要な場合

アカウントのロックを解除するには


1.アカウントにログインします。
2.アカウントがロックされていることを知らせるメッセージを探します。
3.[開始] をクリックまたはタップします。
4.電話番号を入力します。この電話番号はアカウントに関連付けられることに注意してください。
5.認証コードがショートメールで送られるか、電話の音声で通知されます。コードが届くまで数分かかる場合があります。
6.認証コードを入力し、[送信] をクリックまたはタップすると、アカウントのロックが解除されます。

引用:ロックまたは制限されたアカウントに関するヘルプ

セキュリティ面に問題がある場合は、手続きをすればすぐに解除されるようですね。

ちょっと面倒ではありますが…

不審な操作・スパムだと判断されて機能制限された場合

過剰な「いいね」「リツイート」「フォロー」「ブロック」などをするとTwitterルールに違反していると見なされて、一定期間Twitterの機能が制限されます、

これを解除する方法は次の通りです。

・提示された期間が終わるまで一時的に制限された状態でTwitterを使う。
・提示されている電話番号またはメールアドレスの認証手順を完了する。

つまり、「問題をこれ以上起こさないように」という警告と「一定期間の反省(または被害が大きくならないように)」という意味でしょう。

また、繰り返しルール違反を繰り返していると悪質なユーザーだと判断されて、凍結される可能性があるので注意しましょう。

しばらく待っても解除されない場合は、Twitterのヘルプセンターから異議申し立てを行いましょう。