海外には自販機が無いって本当?日本人でよかったと思える自動販売機のアレコレ

無いと困る存在の筆頭である「自動販売機」
外に出て数メートル歩けばいくつも見かけるほど溢れかえっている自販機。当たり前すぎて珍しくもないですね。
ですが、海外から観光に来た人がズラッと並ぶ自販機を撮影することもある光景は、世界的に見ると大変珍しいです。
それもそのはず!
日本の自販機の年間売り上げは世界一! ※約5兆円
日本では約300万台の自動販売機が設置されています!
普段何気なく使っている自販機に驚く数字が隠されていたのです。
今回は、自販機についてのアレコレをまとめて紹介します。
自販機は日本以外にあるの?
海外の人が記念撮影するほど珍しい光景である大量の自販機。
テレビ番組やネットニュースでたびたび取り上げられる話題になりますが、海外には自販機が無いの?と疑問に思う人もいるでしょう。
稀に自販機は日本固有のモノと勘違いしている人がいますが…
特に珍しくもなく世界的に普及しているシステムです。
むしろ、設置台数に関して、日本は世界一では無いのです。
アメリカの約448万台(2014年末)が世界一で一番普及している国です。
※飲食系自販機の台数
世界的なのになぜ日本の自販機は珍しいの?
人口と国土が主な理由だよ!
日本の人口と国土面積。そして、日本は治安がいい国の一つと言われていることも理由の一つです。
日本はアメリカと比べ、国土面積が狭く人口も多くありません。
人通りが少ない地域でも、治安が良く窃盗の被害が少ないです。
その為、数メートルの間に自販機がいくつもある光景が生まれます。
つまり…
「至るところにある自販機が珍しい」だけで「自販機が珍しいわけではありません」
しかし、1つだけ例外があります。
日本固有のホット&コールド自販機
自販機は、産業革命後のイギリスを中心に実用化されたものです。
日本では、その後アメリカの飲料メーカーによる自販機の導入がはじまり普及し始めました。
その為、自動販売機は日本が開発した技術ではありません。
しかし、例外として1台でホットとコールドが選べる自販機は日本特有のモノです。
ホットの缶コーヒーや冷たいココアが1つの自販機で買える光景に感動する海外の人も珍しくありません。
この日本固有の自販機を含め、自販機の売り上げ(使用率)を考えると…
日本は「自販機大国」と言っても過言ではないでしょう。
進化を続ける日本の自販機
日本の売り上げは世界一ということで、如何に日本人が自販機に依存しているかわかります。
その為、商品のバリエーション、自販機の機能は常に増え続け進化しています。
・外国人観光客へ向けた複数言語による使用方法・商品情報のディスプレイ表示
・電子マネーでの購入
・災害時に無料飲料を取り出せるようになる機能
・緊急時に使えるAED尽き自販機
・天気予報や時間が確認できる機能
身近にある自販機を改めて見返すと面白い発見があるかもしれませんよ?
参考文献—
日本自動販売システム機械工業会:自販機データ
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