焼肉に行くと必ずお腹を壊す人必見!今すぐできる食中毒の予防のため方法3選

みんな大好き焼肉屋さん。年末年始の集まりや何らかの記念日、みんなで集まって食べても一人で食べても美味しい焼肉です。
でも、毎回お腹を壊してしまう。またはお腹が緩くなってしまった経験はありませんか?
やっぱり、歳のせいか油が合わないんだろうな~
いえいえ、原因はもっとシンプルなことかもしれませんよ?
「歳のせい」「油のせい」だと思い込んでいませんか?
実は、トングの使い方・その他の注意点を見直してみると簡単に治る可能性があります!!
この記事では、「焼肉を食べるとお腹を壊してしまう原因」と「意外な対処法」を紹介していきます。
食中毒になる可能性も下がるので知っておいて損はありません!
焼肉でお腹を壊す原因は主に4つ
対処法を見ていく前に、「お腹を壊してしまう原因は何か?」を見ていきましょう。
原因によっては、ただの腹痛ではなく…
「命にかかわる」「即病院送り」なこともあり得ます!
最低限知っておいて損はありません。
・大量の油分
・ニンニクの食べ過ぎ
・食中毒菌を無意識に口にしている
・加熱不足
以上の4つです。
いくつかドキッとするものがありますね。
それぞれの理由と対処法を見ていきましょう。
焼肉で腹痛・食中毒にならない為の対処法3選
油分の摂り過ぎ
肉(脂肪分)は、炭水化物と違って消化されにくく消化液の分泌も乱れ「消化不良」を起こし下痢になります。
さらに「お酒(アルコール)の飲み過ぎ」により、脂肪分の消化を助ける胆汁の生成も阻害し、胃腸の壁を炎症させます。
つまり、アルコールを飲むことで自分の内臓に追い打ちをかけているわけです。
そのため、腹痛・下痢・胃もたれの原因になります。
一言でいうなら、「油の多い肉の食べ過ぎ」です。とてもシンプルで分かりやすい理由ですね。
対処法は「脂肪分が少ない赤身の部位を食べる」「豆腐やチーズや野菜などで満腹感を得る」「アルコールは取り過ぎない」の3つです。
ニンニクの食べ過ぎ
ニンニクベースのタレや焼きニンニクはとても美味しく、焼肉には欠かせない香辛料の一つですね。
ですが、食べ過ぎはNGです!
腹痛・下痢の原因になるだけでなく、最悪の場合「病院送り」になります。
ニンニクは体に良い!ってよく聞くけど?
適切な摂取量ならの話です
ニンニクは抗菌・殺菌に優れた「アリシン」という成分を多く含んでいます。
殺菌効果があると聞くと良いイメージですが…
人間の体に欠かせない「腸内細菌」まで死滅させます。そして胃腸の壁まで破壊します。
腸内のビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌がいなくなると、腸内のバランスが崩れます。
アルコールや食べ過ぎと重なると…想像もしたくありませんね…・
最悪の場合「医療的措置が必要になる」ので、ほぼ病院送り確定です。
「ニンニクは自然の抗生物質」と言われるだけのことはありますね。
もちろん、焼肉だけでなくラーメンでも同じことが言えます。
では、1日どれくらいなら大丈夫なの?というと次の通りです。
生ニンニク 1~2片
加熱ニンニク 3~4片
というのが一般的のようですが、具体的な記述はありませんでした。
しかし、実際に食べ過ぎて病院送りになった人がいるため食べ過ぎないための目安として使ってもよいでしょう。
※人により、影響が出る量は異なります。
食中毒菌を無意識に口にしている
大勢で食べる機会が多い焼肉で、一番注意しておきたいことです。
「カンピロバクター」「サルモネラ」「О157」「腸炎ビブリオ」など…食中毒を引き起こす菌はたくさん存在します。
共通する点は「当たったら危険」「生肉に付着している」「加熱処理でほぼ死滅する」です。
そんなこと知っているし、危険性もわかっているよ!
わかっていても、対処はできていますか?
人数が多くなるにつれ、「トング・箸の使い方」「肉の焼き方」「肉の取り分け方」は雑になります。
そして、正しい道具使い方・肉の焼き方をしないと無意識に危険な菌を口に入れることになります。
特に小さなお子さんがいるご家庭では知っておくべきです。
その1、生肉はしっかり火を通すこと
当たり前なので説明は不要ですね。
食中毒菌を死滅させるためにしっかり火を通しましょう。
その2、トング・箸を使い分けよう
箸とトングの正しい使い分けは次の通りです。
1、生肉を網に乗せる(トング)
2、網にのった肉をひっくり返す(トング)
3、焼けた肉を取り皿に移動させる(箸)
4、焼けた肉を食べる(箸)
つまり、「生の状態があるならトング」「焼き終わった状態なら箸」ということです。
使い分けで食中毒菌をシャットアウトしているわけです。
人数が多く面倒だから、焼き~取り分けまでトングを使っていませんでしたか?
トングが無いから、箸を使って焼き~取り分けていませんでしたか?
自分の焼肉でのスタイルを改めて考えなおしてみましょう!
また、焼肉だけでなく「自宅での生肉を扱う場合も同じことが言えます」
まとめ
以上が、焼肉でお腹を壊さないために出来る対処法でした。
食中毒予防はやっておいて損はありません。
要点
・お肉の食べ過ぎはダメ
・ニンニクの食べ過ぎはダメ
・トングと箸を使い分ける
人数が多くなると、どうしても「食べ方・焼き方・道具の使い方は雑になりがちです。」
ですが、注意点をよく覚えておくことでお腹を壊す可能性は低くなります。
食中毒に注意して焼肉を楽しみましょう!
参考文献
https://togetter.com/li/1363228
https://ameblo.jp/issyoubin/entry-12348171689.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000049964.html
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