夢日記は創作の鍵になる?危険性はあるの?自分の夢のクオリティを格段に上げる方法「夢日記」
まず初めに、この記事は夢日記を推奨するものではありません。
夢日記を書くと幸せになれる!とか、気が狂うので絶対ダメ!とか、スピリチュアル!な記事でもありません。
夢を意識し続ける生活(夢日記)を送るとこんなことがありますよ!を体験談メインに構成しています。
夢日記の危険性と利益を比較して、自己責任でお願いします。
夢日記は夢を全力で楽しめる手段
非日常的な世界への小旅行を可能にするのが夢です。
映画や書籍で舞台になるファンタジー世界やSF世界も自由自在です。
普段の生活では思い浮かばないアイデアをたくさん生み出せる存在。それが夢です。
しかし、何もしないとスグに忘れる。似た夢なかり。面白くない夢ばかり。
当たり前ですね。当然、夢を見るにも練習は必要です。
忘れてしまうのにどうやって練習を重ねればいいの?と思うでしょう。
夢を忘れず記憶にとどめておく手段であり、同時にアイデアのネタ帳にも出来る
「夢日記」の登場です!
日記といっても、綿密に文章を書く必要はありません。
夢は曖昧で理屈を並べて覚えられるものではありません。
夢に登場した人物・物体・動き・様子を単語や短い文章でメモを取るだけ(スマホでOK)
慣れてきたら、日記のように文章化できるでしょう。
※私はアイデア帳として利用する為、出来る限り単語と絵でまとめています。
夢日記の書き方:創作活動のネタになる
夢をメモしておくことで「アイデア出し」に利用できます。
自分の知っている知識をごちゃ混ぜに見せてくれる夢は、意識のある状態だと思いつかない組み合わせをしてくれます。
広く浅くで良いので色々な知識を常に意識しておくと夢に出てくるコンテンツの量が増えます。
・枕元にメモ張(スマホでも可)を置いておく
・夢を見たら即起きてメモをする
・出来る限り細かい要素を思い出して書き出す
目が覚めて10分程度で夢は忘れてしまいます。
なので、あと5分だけ…と二度寝してしまうとダメです。
即メモ張に内容を書き記す。を習慣づけることが必要になります。
書く内容は「覚えている範囲のこと」「場所・人物・物体・音・色」など単語でもいいので細かく書いておきましょう。
文章で書けないものは、絵で描くという手段もあります。
夢日記をつけると明晰夢が見られるかも
夢日記をつけると「明晰夢」を見やすくなります。
「明晰夢」とは、夢の中で「これは夢だ」と自覚している状態です。
慣れると夢をある程度自由に変化させられます。
夢日記を書く人は明晰夢が目的なことが多いです。
私の場合、夢のコントロールに興味がないため、明晰夢ならすぐ起きてしまいます。
※無理やり起きると金縛りになりやすい
明晰夢を楽しみたいならメリット。
夢を夢として楽しみたいならデメリット。
といった感じでしょうか。
肉体・精神的に危険だなと思うことは
「金縛りになりやすくなる」
「夢と現実の区別が出来ない時がある」です。
それぞれ後ほど説明します。
体のコントロールに不具合が出る
あなたは、タンスのカドに小指をぶつけて悶絶した経験はありますか?
人間の無意識の力はとても強く、自らの身体を破壊してしまうほどです。
気づいていないだけで、骨にヒビが入ったり折れていたり儘あります。
さて、夢の話に戻りますが夢に慣れると全力で蹴る走ることが可能です。
何かから逃げる。自己防衛のために蹴る。夢には危険なシチュエーションが沢山あります。
しかし、夢を夢と理解できずに全力を出してしまうと、ふとした拍子に現実でも同じ動きをしてしまいます。
つまり、全力で壁を蹴り上げたり、隣に寝ている人を蹴ってしまう可能性があります。
これは慣れていない人でも稀にある現象でしょう。
稀になら特に問題はないのです。
ですが…
夢に対しての意識が高くなる夢日記を書くと頻度が高くなる可能性があります。
もしも隣に誰か寝ていたら、全力で蹴ってしまいます。
大怪我をさせてしまうかもしれません。
もしも布団の隣が壁ならば、壁を全力で蹴って足を折ってしまうかもしれません。
実際、私は壁を蹴り上げ「足の指を"何度か"骨折しました」
足の指が折れると痛みでスムーズに歩くことが出来ず、日常生活に影響を与えます。
夢日記のデメリットと言えるでしょう。
金縛り・呼吸が危うくなることが多くなる
明晰夢を見やすくなると、金縛りの頻度も多くなります。
脳が半覚醒している状態と言われているので、当たり前といえば当たり前ですね。
金縛りを経験した人ならわかると思いますが、あまり気持ちのいいものではありません。
金縛りといっても、人によって症状や感じ方が違うので何とも言えないのですが…
共通するのは「金縛りは不快感が強い」だと思います。
私の場合、体が動かず、触感はなく、体全体をシリコンで固められたような感覚になります。
全てが動かないので息苦しく、呼吸のリズムを崩すと「あっこれは窒息するかもしれない」と思えるほどです。
また、幻覚のような夢。普段の生活空間で起きる狂った悪夢。など、夢と現実を行ったり来たりする感覚に襲われます。
金縛りが好き!という人はいないと思うのでデメリットでしょう。
夢の中で無限ループする夢は危ないかも
夢の中で無限ループする夢は、夢と現実の区別がつきにくいので危険度は高いです。
いわゆる、「夢と現実がわからなくなる」症状の一つだと思います。
夢と現実の区別がわからないって本当か?
と思うかもしれませんが…説明が難しいです。
例えば
自覚できている夢(明晰夢)から覚める
↓
普段の生活空間とまったく同じ見た目の"夢"
↓
夢特有のあり得ないことが起きる
↓
普段の生活空間とまったく同じ見た目の"夢"
↓
夢特有のあり得ないことが起きる
↓
繰り返し
↓
本当に夢から覚める(現実感を覚える)
夢だと自覚できた夢から覚めるという夢を延々と見続けるわけです。
「夢と現実がわからなくなる」というより、「夢の区切りが気づけなくなる」といったほうが正しいでしょう。
幻覚に近い再現度の高い夢のせいで錯覚してしまうのかもしれません。
私の場合、「幻覚っぽい夢」と「体の一部が自由に動かせてしまう(※)」ことが重なるので出来る限り避けたいものです(避けられませんが…
※夢で動かしたものが現実でも動いている状態
この状態の何か危険か?というと
人によっては夢遊病の症状を合間に挟んでしまう可能性があることです。
自分の知らない間にいつの間にか行動していることはとても危険で怖いです。
悪夢のクオリティが非常に高くなる
夢日記をつけると、夢のクオリティ・精度が高くなります。
色彩・聴覚・嗅覚・細部の造形・味覚・触覚などなど
夢によっては、セピア色のノスタルジック・ホラー映画のようなどんより暗い雰囲気までほぼ完ぺきに再現してしまいます。
もちろん、良い夢なら問題ありませんね。
しかし、それが悪夢となった場合どうでしょうか?
二度と見たくないトラウマ。見るに堪えない物体。恐怖心を煽る何か。
それが鮮明に、または不快度を上げて襲ってきたら?
耐えきれないで脳内にこびりつくかもしれません。夢日記をつけると記憶にしっかり残ってしまうので
その悪夢を受け入れられるかどうかが問題になってきます。
悪夢でも精度が高く満足できる人なら良いでしょう。
もしも過去に何らかのトラウマがあった人なら、パニックに陥るかもしれません。
夢日記のメリットでもあり、デメリットでもあると言えます。
夢日記のメリットとデメリットまとめ
デメリットが多い気がしたのでまとめておきましょう。
・夢を全力で楽しめる
・アイデア出し
・夢の精度(再現度)が高くなる
・金縛りになりやすい
・最悪の場合、怪我につながる
・恐怖やパニックが苦手な人にオススメできない
・明晰夢が見やすくなる
・悪夢のクオリティまで上がる
夢を全力で楽しみたいなら、その分デメリットを受け入れなければいけません。
その価値観は人それぞれでしょう。
一番大切だと思ったので最後に書きますが…
「夢日記を書くと精神的に不安定になる」はあり得ます。
それってオカルトでしょ?
オカルトではなく、もっと単純な理由です
金縛りや悪夢による「寝不足」
リアルな「グロテスク/恐怖心を煽る夢」
トラウマを引き起こす夢で起きる「目覚めの悪さ」
などなど…
言ってしまえば、「睡眠の質が下がる」わけです。
そのため、メリットに対してデメリットが勝っていると感じる人へオススメできません。
それなりに長く夢日記を続けていますが、いまだに大切な用事で取り返しのつかない大失敗する夢だけは慣れません。
心臓が激しく脈打ち、まるでドラマのように「うわぁぁぁぁ!!!」と声を上げて起きるのは朝からテンションが下がります。
私個人の総評としては
夢日記はオススメしないですし、気軽にオススメできる行為ではありません。
でも、夢日記のメリットが魅力的に見えるならば止めません。
夢日記に興味がある人へ、この記事と体験談が参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
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